ちはやふる 34巻(174~176) ネタバレ 人気な恋愛系マンガ

少女漫画 ちはやふる ネタバレ 34巻
最新刊から結末までをネタバレ配信!?
映画化も話題となったちはやふるをネタバレ!

少女漫画 ネタバレ ちはやふる

ちはやふるの概要

競技かるたをやる 小学生の女子「ちはや」の
青春ラブストーリーです。
男でもハマる少女漫画として話題!
あまりにも人気だったため映画にもなり、
映画→原作という流れでますます注目が高まっていますので
一度見てみると良いですよ!

ちはやふる ネタバレ 34巻

ちはやふる34巻174首

全国大会が終わった夏休みの朝。自習しに行くと言って、学校へ向かう千早。しかし、お母さんに止められてしまいます。

「だまされないわよ」
「かるたの練習でしょ」
「夏休みまえ三者面談で言われたこと忘れたの?」

「全国大会で部活からスッパリ足を洗えばなんとか行ける大学はあります」

先生に三者面談で、勉強に専念するよう必死に説得された千早とお母さん。

「で・・・でも私」
「クイーン戦に・・・」

「千早」
「浪人してまでクイーンになってなんになるっていうの?」

何も言い返せなくなってしまう千早。そして、逃げるように家を飛び出します。

部室

「は~~~~~」

部室の掃除をしながら、大きなため息をつく千早。自分でも、今は勉強をがんばらないといけないことは痛いほど分かります。

(でも・・・)
(どこにも受からなかったら?)
(浪人する?)
(お金は?)
(できる限りバイトして・・・)
(でもその間だって)
(かるたをやり続けたい)

千早がモヤモヤしていると、そこへ太一がやってきます。そして、部室の大掃除している千早を見て、手伝ってくれることに。

いつもはしないところまで掃除をする千早たち。しかし、どこにもホコリが厚く溜まっていないことに気づきます。

「ああ かなちゃんだ」
「こんなところまで掃除してくれてるのはかなちゃんだ」

壁についてシミを見つめる2人。

「このコーヒー牛乳のシミは西田だ」

テーブルの上には、ノートかビシっと整理してあります。

「このノートの整理の仕方は駒野だ」

2人は、ここで積み重ねてきた時間の重さを実感します。

カラオケ

この日は、部室の1階と2階の取替をめぐって、何とかるた部と吹奏楽部でカラオケ勝負をすることになっています。

それを知らなかった太一も、流れで一緒に連れていかれてしまいます。

かるた部のトップバッターは千早。昔お姉ちゃんが勢いで1曲だけ出した曲(なぜかラップ)を歌います。

完璧に歌い切り、95点と高得点。

「久しぶりに聴いた千早のコレ」
「帰り道の鼻歌の定番だったよな」
「うまくなってるし」

おかしそうに大笑いする太一。そんな太一の後ろの席に、歌いきった千早が腰掛けます。

「真島さー」
「周防さんのいる東大かるた会に練習に行ってるんだってさ」

この前、肉まん君から聞いたことを思い出す千早。

「かるたをしてれば」
「おれらの道はいつか重なる」

新に言われた言葉が胸に響きます。

そうこうしているうちにもカラオケ勝負は進み、ラストバッターの机くんの番に。しかし、かるた部は劣勢で、みな青ざめます。

前奏が始まり、緊張している机くん。すると、太一が立ち上がり、机くんの手からサッとマイクを取ります。

「まえ行ったカラオケでおれのほうが点高かったし」
「今日せっかく掃除したし」

机くんの代わりに歌い始める太一。そのキレイな歌声に、みなポーッとなります。

帰り道

結局、太一のおかげでカラオケ勝負はかるた部の勝利となり、ワイワイと盛り上がりながら、みんなで帰っていきます。

「肉まんくん」

歩いていくみんなの後ろで、肉まんくんに声をかけ、足を止めるかなちゃん。

「・・・肉まんくん」
「ありがとう」
「あのとき好きって言ってくれて」

ハッとして、一瞬言葉に詰まる肉まんくん。

「な」
「なんだよー言ったじゃんうそだって!」
「うそだようそ!」

肉まんくんは、冗談っぽく笑って誤魔化します。

「ありがとう」
「うそって言ってくれて」

ニッコリと笑うかなちゃん。しかし、その瞳には涙が滲んでいます。

切なそうな表情を浮かべ、机くんのところへ走っていく肉まんくん。

「おい机くん!」
「かなちゃんの髪下ろしたのヤベーな!」
「かわいすぎんな」

肉まんは照れ隠しをするように、ガシッと机くんと肩を組みます。しかし、よく見ると、なぜか机くんが寂しそうに泣いています。

「部活思いっ切りやって」
「おれら引退したね・・・」

シミジミとした様子でつぶやく机くん。

「友達がいて」
「後輩がたくさんいて」
「みんなで帰り道笑って」
「どうしよう」
「これ宝物だ」
「2年半」
「ただの時間だったはずが」
「自分にはムリだって思ってたものが」
「手に入ったよ」
「宝物になったよ・・・」

そう言って、机くんは号泣します。

太一と千早

解散し、一緒に帰っていく千早と太一。

「机くんすごかったね」
「あんななったの初めて見た」

「駒野たちはこれで引退で」
「かるたは一段落だからな」

「駒野たちは」という言葉が胸に響く千早。千早の顔から笑みが消え、思い詰めたような表情に。

「私は器用じゃないし」
「バ・・・バカだから」
「受験捨てて」
「クイーン戦予選に懸けていいのか」
「今年は諦めて」
「来年目指すべきなのか・・・」

想いを吐露する千早。しかし、太一はスッと千早の腕を掴むと、その手にハメられた腕時計を見ます。

「もう始まるぞ」

「えっ」

千早には太一が何を言っているのか分かりません。

「知ってるだろ」
「テレビで周防名人と若宮詩暢の」
「かるたの特番があるの」

ハッとする千早。そして、太一の腕を引っ張り、自宅までダッシュします。

ちはやふる34巻175首

名人の強さの秘密

テレビに釘付けになる千早。日本中のかるた選手たちも、同時に番組に夢中になっています。

番組では、まず周防名人の強さの秘密に迫ります。そして、模擬対局の様子が流されると・・・

「まつげくんか!?」

「わっ太一!?」

「真島じゃねーか」

「なにやってんのよ太一~~~」
「え~~~~」

なぜか対戦相手として太一が登場して、千早や原田先生達は仰天します。

ハイスピードカメラによる分析によると、太一が「さ」なら「さ」という声になった時点で動き出しているのに対し、周防名人は「シッ」という無声摩擦音の段階で動き出していることが判明。

周防名人は、どうやってその能力を手に入れたのか訊かれ、説明します。

「生まれつきと」
「・・・・・・」
「環境です」
「あ」
「でも」
「努力してる部分もあります」
「専任読手の方7名の」
「百首の読み上げデータを揃えてるのはたぶん僕だけです」

名人になる前は、家に帰ったら ずっと専任読手の読み上げ音源を小さな音量で流していたという周防名人。

名人がそこまでしていたことに、テレビの前のかるた選手たちはたまげます。

クイーンの強さの秘密

次に詩暢も同じテストを受けますが、聴力は一般人と大差がないことが判明。しかし、おでこにつけられたカメラの映像に、みな驚愕します。

「えっ」
「これ」
「どういうこと?」

詩暢の目線は、並べれた札たちの真ん中あたりに固定されたまま微動だにしません。

読まれた札に視点をあわせることなく、正確に一枚だけを払う詩暢。もう見なくても、どこに札があるかが分かっているようです。

「うちは」
「札はみんなこんくらいの」
「小さな神様みたいに見えてます」
「みんなとってもかわいくてわがままです」
「この子達と」
「この札たちと」
「離れずに生きていくのが」
「私の夢です」

そう言いながら、大事そうにかるたを胸に抱える詩暢。

「この子」
「なんかすごいねー」
「愛がすごい伝わってくる」

後ろからテレビを見ていた、かるたのことを全く知らない千早のお姉ちゃんも心が動かされます。

千早

千早は無言で立ち上がると、お母さんのところへ歩いて行きます。

「お」
「お母さん私」
「クイーン目指したい」
「勉強もがんばるから」
「必死にやるから」
「クイーン戦に出たい」

必死に訴える千早。しかし、また千早がそんなことを言い出して、お母さんは頭をかかえてしまいます。

「お母さんは私になんになってほしいの?」
「べつに具体的にないでしょ?」
「なんかこうふんわり」
「幸せになってほしいってくらいなもんでしょ?」

ドンッ

千早の言葉を否定するように、ドンッとテーブルを叩きつけるお母さん。

「ちがうわ」
「子供には」
「”高確率”で幸せになってほしいのよっ」

お母さんは、すごい形相で怒鳴ります。

「・・・・・・」

そして、モデルだクイーンだと怪しい道ばかり行こうとする自分の子供たちに、今度は顔をおさえて悲しみます。

太一

すっと立ち上がる太一。

「おばさん」
「千早には周防名人に近い耳の良さがあります」
「でも聴力にもピークがあって」
「千早はいまかもしれない」
「いつか”感じ”なくなる・・・」

太一は言うだけ言うと、挨拶をして帰っていきます。

「いつか”感じ”なくなる」

「子供には高確率で幸せに・・・」

太一の言葉と自分の言葉が胸に響く、しばらく考え込むお母さん。

「・・・千早」
「できるの?」
「千早にそんな」
「両立とか・・・」

千早はお母さんの態度の変化にハッとなります。

「わ・・・」
「私」
「いい言葉知ってる」
「知ってるよ!」

「?」
「どんな言葉・・・」

イキナリ変なことを言い出す千早。しかし、「いい言葉」には触れず、以前 机くんにもらったアドバイスをもとに、以下のことを宣言します。

①目標は具体的に

「次の模試でどの大学かB判定もらう」

②時間は集中的に使う

「勉強時間はかるたとキッチリ半々にする」

③第三者に反省亭の指摘を受ける

「せ・・・先生たちに毎日・・・」
「添削してもらいにいく」

④居心地のいい場所から出ていく

「ちがうかるた会にも修行にいく」

なぜか最後には かるたの話になり、お母さんは思わずプッと笑ってしまいます。

玄関から飛び出し、帰っていく太一に向かって叫ぶ千早。

「太一」
「ありがとうね」
「ありがとう」
「ありがとうね太一」

(やりたいことを思いっきりやるためには)
(やりたくないことも思いっきり)
(やるんだ)

ちはやふる34巻176首

福井南雲会

(太一・・・)
(なんで太一が・・・)

周防名人達と一緒に太一がテレビに出ていたことに驚く新。他の会員達も、なぜ周防名人と別会の太一が一緒にいるのか不思議に思います。

「白波会辞めたんかな」

「え!?」
「そ」
「そんなことないやろうけど」

そんな話をしていると、村尾さんが何かを考え込みます。

「おれずっと考えてたんやけど」
「おまえがおれ以外で」
「ここしばらくで負けた相手のこと」
「そう」
「全員白波会の選手や」

原田先生や千早を顔を思い浮かべ、太一はハッとします。

「周防名人のことよりまえに」
「考えんとあかんのではないか?」
「白波会的なかるたが弱点かもしれんって」

瑞沢高校

教室の前を通りかかりビクンとする英語の小池先生。教室の中では、英文の音源を聞きながら、千早が身体を動かしています。

さらに少し遅れて英文をリピートする千早。それを聞き、小池先生は驚きます。

(!!?)
(綾瀬さん・・・)
(RとLとかthとか)
(難しい発音も聞き取れてる・・・・!?)

音源を真似することで聴く力も上がる。これは以前 小池先生が千早に教えたこと。

(でも)
(なんで運動する必要があるの!?)
(わからない)

それからクタクタになるまで音読を続ける千早。

疲れ果てて帰ろうとしていると、窓から図書館で勉強している肉まんくんの姿が目に入ります。さらに、パソコン室には、一緒に勉強している机くんとカナちゃんの姿も。

(なんか・・・)
(まえもあったな)
(こんな気持・・・)

ガクンと窓の側で落ち込む千早。

「ずっと一緒にかるたはできん」

千早は、まだ小学生だったころ、新に言われた言葉を思い出します。

(線ができたんだ)
(「一段落」したみんなと)
(私の間に)
(それでも進むって決めたんだ)

東大かるた会

東大かるた会で、須藤さんの前で正座をしている千早。

「は?」
「専任読手7人の読みのデータを)
「コピーして分けてほしいって周防さんに頼みにきた?」
「バカか?」

「バカは承知でございます」

須藤さんに罵られるものの、千早はソッコーで土下座。ネチネチと小言を言おうとしていた須藤さんは拍子抜けしてしまいます。

(聴き込んでいた五十嵐さんのよみで早い反応ができること)
(「音源をよく真似することで聴く力が上がっていく」こと)
(音源が必要だ)
(私には)
(でもいまから自力で集めるのは)

必死な千早を見て、軽く鼻で笑う須藤さん。

「ふん」
「オレに頼んだってしょーがねーけど」
「口添えくらいはしてやるぜ」
「うちの部員 強い順で3人抜きできたらな」

太一と周防名人

その頃、太一は夏期講習を終えた周防名人と一緒に帰っています。

周防名人がおごってくれたアイスを、周防名人と同じように食べる太一。さらに、歩幅まで合わせ、周防名人の隣をピッタリと歩いていきます。

(同化)
(一緒にいるときは)
(同じ物を食べ同じリズムで歩いてみる)
(試して2ヶ月)
(音に)
(繊細な人の感覚が)
(自分のものになるような)

この前、千早のお母さんに言ったことを思い出す太一。とっさにあんな言葉が出たのも、ずっと周防名人の側にいたからだという気がしてきます。

(伝わってくる)
(気持ちが)
(”この強さは期間限定だよ”)

2人がやってきたのは、東大かるた会。

(え!?)
(千早!?)
(須藤さんと試合!?)
(なんで!?)

なぜか、千早が須藤さんと試合をしているのを見て、太一は目玉が飛び出そうになります。

「なにしてんの?」

他の部員に事情を聞く周防名人。一方、太一はすぐに道場を出て、早足で帰ってしまいます。

(ダメだ)
(せっかく周防さんに近づこうとしてるのに)
(千早に会うとダメだ)
(見ても声聞いてもダメだ)
(自分になっちゃうからダメだ)

千早と須藤さん

須藤さんの出した条件通り3人との試合に挑んだ千早。2人勝ち抜け、須藤さんは3人目。

(ギリギリの低さで)
(札の一点を攻めないと勝てない)
(こんな緊張感)
(そうそうない)
(楽しい)
(楽しい)

熱戦を繰り広げる2人の前に、スッと周防名人が歩いてきます。

「勝手なことしないで」
「周防くん」
「君も帰って」
「読手さんのデータはなにしてもあげないよ」
「一生懸命お願いすればたいていのことは叶ってきた?」
「甘いよね」

2人に冷たく言い放つ周防名人。

「失礼しました」

千早は熱が冷め冷静になると、周防名人に頭を下げて帰っていきます。一方、試合を途中でやめさせられた須藤さんは、ムシャクシャしてしまいます。

千早が電車で帰っていると知らない番号が電話がかかってきます。

「おれ」
「須藤」
「おれ」
「持ってるぜ」
「読手さんの音源」
「いるならやろうぜ」
「今日の続き」
「クイーンになりたんだろ?」
「おれも」
「なりたいんだ」
「名人に」
「周防さんを倒したいんだ」

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