ちはやふる 32巻 ネタバレ 人気な恋愛系マンガ

少女漫画 ちはやふる ネタバレ 32巻
最新刊から結末までをネタバレ配信!?
映画化も話題となったちはやふるをネタバレ!

少女漫画 ネタバレ ちはやふる

ちはやふるの概要

競技かるたをやる 小学生の女子「ちはや」の
青春ラブストーリーです。
男でもハマる少女漫画として話題!
あまりにも人気だったため映画にもなり、
映画→原作という流れでますます注目が高まっていますので
一度見てみると良いですよ!

ちはやふる ネタバレ 32巻

3位決定戦終了

「瑞沢」
「5勝!」

3位決定戦は瑞沢の勝利。クイーンにも負けたことのない新が負けたことに、みな唖然となります。

そして、全ての気力を使い果たした千早は、久しぶりに試合終了とともに即寝してしまいます。

決勝戦

となりでは決勝戦が大詰め。2対2で、残るはヒョロ君とヨロシコ。なんと運命戦にまでもつれ込んでいます。

最後の札。空札が続くものの、ろくに反応すらできていないヒョロ君。

(おれにかかってる)
(おれにかかってる・・・)

まっ白髪になりそうなほど、消耗してみえます。その時、ヒョロ君がようやく太一の姿に気づきます。

(おせーよバカ)
(・・・・・・)
(遅くはないか)
(よかった)
(ここまで粘って)

明るい顔色を取り戻すヒョロ。

「きみがためーーー」

自陣の札をパッと確保。

これにより北央が全国大会優勝!ワッと大喜びする北央の部員達。一方、OB達はこれまでの想いが蘇り、涙が溢れてきます。

(すげえよヒョロ)
(おれがえらそうに先輩風吹かせても)
(叶えられなかったことを)

富士崎

前年に続き、今年も勝ちきれなかった富士崎。2年連続で優勝を逃し、みな青ざめています。

そんな中、ひとりポロポロと泣き出す理音。

「その涙に成長はあるの?理音」
「去年言ったこと覚えてる?」

去年と全く同じように、桜沢先生が理音の頭をガシーンっと掴みます。

「わ・・・」
「『私がかるたの神様でも』」
「『最後は瑞沢の懸命さに微笑むわ』・・・」

去年の桜沢先生の言葉をそらんじる理音。

「結果を出して」
「先生に」
「微笑んでほしかった・・・」

さらに激しく泣き出す理音に釣られ、全員が号泣します。

副部長になって以降、部のみんなとのつながりを大切にし、懸命にチームを引っ張ってきた理音の姿が思い浮かぶ桜沢先生。

(でも3年間じゃない)
(ずっとじゃない)
(後悔しても)
(遅い)

観客席

「なにしてるんや太一」

入り口付近からみんなを見つめる太一に、新が掴みかかります。

「なんでえんようなってるんや」
「せっかくの全国大会で」
「千早が主将としてしか取れてなかったのは」
「おまえがえんかったせいやろ」

しかし、新はすぐに冷静になると、瑞沢が強かったことを認め、戻っていきます。

新と入れ替わるように、太一に歩み寄る千早。そして、頭に巻いていたハチマキを取り、太一の首にかけます。ハチマキには「たいち」の刺繍が。

「遅いよ・・・」
「遅いよ太一」
「終わっちゃったよ」
「終わっちゃったよおーーーーーーー」

二人の胸に、これまでの日々が蘇えります。

「ご・・・ごめん・・・」
「千早」
「ごめん・・・・」
「みんな・・・」

ギュッと千早を抱き寄せ、つぶやく太一。

「真島・・・」
「ぶ」
「部長・・・」

部員全員が太一と千早へ飛びつきます。

表彰式

(太一がいる)
(近江神宮に太一がいる)

太一の顔を見て、泣きじゃくる千早たち。そんな子どもたちの姿を見て、お母さん方もみな顔をおさえます。

しかし、喜ぶのもつかの間、すぐに表彰式に呼ばれてしまいます。みな、どこか不安げな表情に。

「行けよみんな」
「見てるよ」

黙って太一の背中を見つめている太一のお母さん。そんなお母さんに、千早のお母さんが太一が間に合ったことを喜びます。

「どうなんでしょう」
「太一は間に合ったんでしょうか」
「間に合わなかったんでしょうか・・・」

表彰式が始まり、ヒョロ君が賞状を受け取ります。

千早はヒョロ君の姿をジッと見つめながら、バチバチと思いっきり手のひらを叩き続けます。

北央みたいな、かるた強豪校を目指してきた千早。

(すごいなあヒョロくん)
(すごいなあ)
(北央)

ロビー

表彰式が終わって、この日は解散に。しかし、明日はまだ個人戦が控えています。

お母さんは、一泊していくように伝えますが、もう帰ってしまうという太一。

「いらねーよみんな」
「おれの応援とか・・・」

そう言いながら、玄関へ向かっていると、新がソファに座り黙ってうつむいています。

さっきの千早との激闘の光景が思い浮かぶ太一。すっと隣に座って、新に向かって手が伸びそうになりますが・・・

(いらねーよ)
(おれの言葉とか)

(でもわかるよ)
(身体のはしから)
(焼かれていくような)
(息もできないような)

控室

控室で、大急ぎで制服に着替える千早たち。千早は、まだちゃんと身なりも整ってないのに、あわてて飛び出して行きます。

(太一)
(なんで来てくれたの太一)
(なんで太一)
(太一)

階段を駆け下りロビーにやってきますが、どこを見渡しても太一の姿はありません。呆然とする千早。

「ごめん」
「みんなごめん」
「ごめん」

さきほどの太一の言葉が頭に響きます。

(太一はきっと)
(謝りにきてくれたんだ)
(団体戦の最後の日に)
(もう全部終わりの日に)

ボロボロと涙がこぼれてくる千早。そんな千早の姿を見て皆、これでもう終わり、もう一緒にかるたはできないという事実を実感します。

「ち」
「千早」
「これ」

そんな千早に声をかけ、何かを手渡す新。それは大阪(?)のお土産のお菓子。

その包装紙に、こう書かれています。

「次は試合で。太一」

みんなの表情がパアッと一気に明るくなります。

翌日

翌日、個人戦に臨む千早たち。

そのころ東京の道場では、珍しく朝早くから周防名人の姿が。

「こんくらいの小さな神様みたいに見えてます」

昨日の詩暢の言葉を思い浮かべながら、かるたに語りかけている周防名人。

ガラッ

急に戸が開いて、ビクッとしてしまいます。

やってきたのは太一。

「おはようございます」

太一は周防名人とかるたに向かって、しっかりと頭を下げます。そして、顔を上げると、曇りのないすぅーと透き通ったような表情に。

(次がある)
(前に進む)
(同じ決意を)
(返すから)

朝、まだみんなが寝ている中、布団の中でひとりボーッと何かを考えこんでいる新。すると女子が男子たちを叩き起こしにきます。

もう個人戦の開始時間も間近。あわてて準備を済ませ、宿舎を出ます。

会場へ向かうタクシーを待っていると、新が深刻そうな表情で先生に話しかけます。

「先生」
「考えたんですけど」
「おれ」
「個人戦出んとみんなの応援しようかと思うんです・・・」

自分がみんなを部に誘ったのに、団体戦で何の力にもなれずに悔やんでいるようですが・・・

「アホが」
「うちは昨日のあれが実力や」
「かるた以外はとことん不器用なおまえに」
「たった3ヶ月でキャプテンシーが身につくか」

先生の容赦ない言葉に、グサッと傷つく新。新がショックでプルプル震えていると・・・

「綿谷」
「うちのことを思うなら」
「おまえが狙うのは名人の座や!」
「OBに名人がいる」
「部にとってそれがどれだけ価値があるか」
「わからんならアホやぞ~~~~」

新は先生の言葉にハッとします。

詩暢

会場の前では、詩暢が取材を受けています。着物で今回の個人戦に挑むようです。

「日頃から着物に親しんでおこうかと思って」
「日高屋さんのお着物は動きやすいですし」
「新柄も美しいですし」

ふふふっと微笑む詩暢。プロを目指すと決めたせいか、スポンサーを持ち上げることも覚えた様子。

「狙うはもちろん優勝」
「去年はなんと準優勝でしたね」
「そういえば」
「去年優勝した綿谷新くんが」
「昨日女子選手に負けたことはご存知ですか?」

記者の言葉に、詩暢の顔色が変わります。

(新が)
(千早に)
(負けた・・・!?)

側にいた千早をゾクッとするような恐ろしい形相で睨みつけます。

かなちゃん

一方、着物姿で取材を受けている詩暢を、かなちゃんがプルプルしながら見つめています。

(な)
(なんてこと)
(なんてことっ・・・)

ダッとどこかへ走っていくかなちゃん。そして、着物を手に戻ってくると、千早にその着物で戦ってくれるようお願いします。

「若宮さんが着物で出るのに」
「呉服の大江が手をこまねいて見てるなんて・・・」

悔しそうに、必死に千早に頭を下げますが・・・

「かなちゃんごめんね」
「私」
「お母さんが買ってくれたあの着物でないと」
「浦安の間で戦うときは」
「あの着物でないといやだ」

千早の言葉にハッとなるかなちゃん。そして、千早に頼んだ自分が恥ずかしくなります。

(私よ)
(かるたは千早ちゃん)
(着物の世界に仲間を増やすのは)
(私の役目よ)

周りから好奇の目で見られながらも、ひとり着物姿で試合へ臨みます。

試合開始

個人戦が開始。

山ほどいる参加者に囲まれた下級生が心配で、D・E級の試合会場へ付き添う宮内先生。しかし、この個人戦が最後になる3年生たちの方も心配でなりません。

(ああ)
(最後だなんて思っちゃだめ)
(永遠に続く今日のように)
(楽しむのよ)

A級では、ドンドン試合が進み、早くもベスト8が出揃います。そして、準々決勝では、千早と詩暢が対戦することに。

「ああ怖い怖い」
「一番当たりたない人に当たってしまいましたわぁ」
「綿谷新を負かした女子選手やなんて」

静かで、それでいて恐ろしい雰囲気を漂わせる詩暢。その迫力に一瞬ゾクッとするものの、千早は真っ直ぐに次を見据えます。

(太一が『次』を語る)
(目の前にはばあっと)
(かるたの道が続いてる)

試合開始前

準々決勝開始前、詩暢の様子を見ようと明星会の伊勢先生がやってきます。

(新の敵)
(討ったるわ)

正座して試合開始を待ちながら、そんなことを考えている詩暢。しかし、関係ないはずの新に対し、なぜそんなことを思ってしまうのか、自分でも不思議になります。

一方、グルングルンと身体を動かしている千早。

「いいなあ」
「千早ちゃん」
「腰が痛いとか膝が痛いとかないだろう」
「それがあたり前だと思ってるだろう」
「いつかわかるよ」
「18歳のまだ足りない不完全だと思ってる身体が」
「いかに完全か」

いつか原田先生にそう言われたことを思い出します。

(先生)
(私)
(わかってるつもりです)

16歳の時は、身体がこわばってコテンパンに。17歳の時は、指をケガしてなすすべなし。

(詩暢ちゃんはいつも変わらず強くいてくれた)
(どんな札が並んでも)
(詩暢ちゃんはきっと変わらず強い)
(18歳)
(私)
(今日こそ)
(恥ずかしくない試合をする)

試合開始

専任読手の五十嵐さんの読みで、試合が始まります。

「なにわづに」

「たまのおよ」

空札が続き、千早の腕が札の上を通過していきます。その鋭い動きに感心する伊勢先生。

「おくやまに」

ダッと同時に札を払う千早と詩暢。

「ど」
「どーぞ」

セイムのタイミングでしたが、千早は思わず譲ってしまいます。先生や肉まんくにん、モメるよう散々言われたことを思い出し、ガーンとショックを受ける千早。

しかし、人に譲ってしまうのは詩暢も同じ。伊勢先生は、詩暢が明星会へやってきた時のことを思い出します。

あっという間にかるたを覚え、のめり込んでいった詩暢。強くなりすぎて、際どい時は全て譲り、友達と取る時は、わざと負けてあげるようになってしまいます。

(明星会にも来こんくなった)
(力になってやれんかった)
(たった一人きりの練習であそこまで強く)

熱戦

序盤戦、伊勢先生が見守る中、千早がピッタリと詩暢に食いついていきます。

(詩暢ちゃんの練習スタイルは一人取り・・・)
(一人では閃光のように早く取る)
(でも)
(ほんのすこしでも)
(「いる」と思うと)
(一人のときのペースでは取れなくなる)

その時、いつもは決まり字まで聴くはずの詩暢が、決まり字前に札を囲い、千早の動きを封じます。

しかし、いつもの自分の動きでないことに気づきハッとする詩暢。新の方へ飛んでいった札を、バッとむしり取ります。

(うちが勝たんうちに)
(どうでもいい子に負けるやなんて)
(許さへん)
(うちの)
(唯一の友達が)
(どうでもいい子に)

厳しい顔で、千早をジッと睨みつける詩暢。すると・・・

「詩暢ちゃん」
「またかるたしようね」

去年の対戦の後、そう言われた光景が思い浮かびます。

「う」

次の札。ものすごい早いタイミングで、札を払う千早。

詩暢は札たちが千早の方へ集まっていくのを感じ、愕然とします。

(詩暢ちゃん)
(人のかるたを受け入れろ)
(人の強さを)
(自分のかるたしか取れなければ)
(クイーンの寿命は短いぞ)

D級会場

新たちの先生も、新以外の生徒が心配だったのか、宮内先生と同じくD級会場で応援中。しかし、藤岡東の生徒たちは次々と負けていってしまいます。

「個人戦出んとみんなの応援しようかと思うんです」

朝、新が言っていたことを思い出す先生。自分が思ってたよりもずっと、新は昨日の負けがこたえていたのだと感じます。

先生の心配通り、そのころ新は富士崎のヨロシコ相手に苦戦中。

(どうした新)
(クイーンも)

(去年見せたような圧倒的な実力差がない)

(綿谷さんも若宮さんも調子悪いのか?)

同じく苦戦中の詩暢と共に、見守る役員たちも2人が心配になります。

A級

自分も試合中ながら、千早たちの方へ目をやる肉まん君。千早と詩暢の様子を見れば、千早がクイーン相手に善戦しているのが分かります。

(太一はいつか戻ってくる)
(それまでに)
(私はクイーンになる)
(そして瑞沢を北央学園みたいな)
(強豪校にする)

いつか千早が言っていた言葉を思い出す肉まん君。真っ先にクイーンになると宣言し、その次に強豪校。千早が詩暢に勝つことよりも、強豪校になることの方が難しいと思っているのだと感じます。

「よし!」
「取ったぞ一枚」

個人戦にも関わらず、掛け声を上げる肉まん君。瑞沢が強豪校になるために、自分も一番下の土台のひとりになるのだと誓います。

「失礼します」

すっと立ち上がる富士崎の理音。

「富士崎」
「ファイッ」

肉まん君に続くように、かけ声を出します。

個人戦でかけ声はやめるう注意される肉まん君と理音。しかし、二人の声を聞き、千早とヨロシコの顔つきが変わります。

千早vs詩暢

「ふくからにー」

圧倒的なスピードを札を払う千早。

(やった綾瀬!)
(行けっ)

肉まん君も、心の中で千早を応援します。

「わたのはらや」

次の札はサッと詩暢が確保。しかし、着物の裾で他の札を払ってしまいます。

着物でかるたを取ることにやりにくさを感じるものの、そのくらい丁度いいハンデと言わんばかりに、襷を取り出し結び始めます。

(うちは)
(若く)
(美しく)
(世界一強い)

しかし、襷に慣れてないないのか、うまく結ぶことができない詩暢。その様子を見て、千早が手伝います。

「なんで加勢すんのや」
「あんたは敵やのに」

「え」
「し」
「詩暢ちゃん好きだから」

満面の笑みを浮かべる千早を見て、憎まれ口を叩きながらも詩暢は少し嬉しそうな表情に。

決着

「きみがためを」

自陣の札をかこおうとした千早の手の下から、音もなくサッと札を払う詩暢。そのあまりにスムーズな動きに、観客達も唖然となります。

千早は、札を拾いに立った詩暢を見上げます。

(2年まえから私の)
(絶望と憧れ)
(届きたい)
(届きたい)

必死に詩暢に食らいついていく千早。しかし、7枚差で惜敗してしまいます。

「ありがとうございました」

最後の挨拶をする二人。

「次がまたありましたら」
「お手やわらかになあ」

詩暢は頭を上げると、余裕の笑みを浮かべます。

「つ」
「次は」
「クイーン戦で」

そう言いながら頭を上げる千早。瞳には溢れんばかりの涙が浮かんでいます。

詩暢の顔からさきほどまでの笑みが消え、真剣な表情で千早を見つめます。

「今度こそ」
「約束や」

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