少女漫画 ダメな私に恋してください ネタバレ 6巻(21話~22話)
最新刊から結末までをネタバレ配信!?
映画化も話題となったダメな私に恋してくださいをネタバレ!
ダメな私に恋してくださいの概要
中原アヤ先生原作の作品でとても人気があり
2016年になんとドラマ化されました。
この主人公の柴田 ミチコは無職なのに
年下の学生に貢いだり、ホントに平凡な女子
で前の会社の先輩と偶然にも再会し
住み込みで働くことに…
貯金もなしな、どん底から恋はやってくるのでしょうか!?
ダメな私に恋してください ネタバレ 6巻(21話~22話)
お店
来週、実家の法事に行くことになったミチコ。そのため、主任にバイトを休ませてもらうようお願いに来ます。
ついでに最上くんと別れたことを報告すると・・・
「なんで」
「・・・詐欺師じゃなかったんです」
「へえそうだろうな」
「そうだろうな!?」
「散々詐欺だって煽っといて!?」「ここで会ってみたらただの好青年だったもん」
「な・・・そう思ったんならちゃんと言ってくださいよ!」
「だからお前が見極めないと意味ねぇだろって」
散々詐欺師と煽っておいて、こんなことを言う主任に腹を立てるミチコでしたが・・・
「まあ よかったんじゃなねえの?」
「お前あいつのこと対して好きじゃなかったもんな」この一言で自分のバカさ加減を痛感し、ガビーンと落ち込んでしまいます。
実家
法事に帰ってきたミチコ。
「あら」
「いい歳してまだ親のスネをかじるダメ娘が帰って来たわ」「おっ」
「やっと来たなこのダメ娘が!!」両親から散々な出迎えをされてしまいます。さらに、親戚からも結婚できないことをイジられ・・・
「お前は妖怪『行き遅れ』だ!」
子供からもこんなことを言われる始末。
自分の部屋へ入り、最上くんのことを思い出すミチコ。また騙されないように慎重に行動したことが全て裏目に。こんな自分を好きになってくれたのに、結局何もしてあげることができず、悲しくなってしまいます。
翌日
翌朝、母に叩き起こされるミチコ。
(そうだ死のう)
社会の役立つどころか、迷惑をかけるばかりの自分が嫌になるミチコ。もう死ぬことしか頭に浮かんできません。
しかし、テレビに映るイケメンパティシエを見ると・・・
(生きよう)
(超生きよう)元気が湧き、そのままそのパティシエの握手会へ。
イケメンと握手し、写真も取ってもらい癒されるミチコ。ほっこりした気分で帰っていると・・・なんと門真さんの姿を見つけてしまいます。
互いに気づき、ボー然と見つめ合うふたり。ふたりはそのまま喫茶店へ。
人生を楽しむための趣味としてやってきたという門真さん。一方、ミチコは趣味でも、仕事でも、人間関係でも、のめり込みすぎて身を滅ぼすタイプだと見抜かれてしまいます。
最近、彼氏と別れたことを伝えるミチコ。門真さんと話していると、無理してがんばって疲れてしまっていたことを実感します。
「無理しなくても付き合える人がいつかきっと現れますよ」
門真さんにそう言われ、ミチコは心が楽になってきます。
翌日、ミチコと顔を合わせると気まずそうに去っていく最上くん。そんな最上くんを呼び止め・・・
「私に出来ることがあったらなんでも言って」
「出来る限りのことはするから」
「友達として」ミチコが明るく声をかけます。そして、最上くんに詐欺師だと思っていたことをいつか打ち明け、未来へ向かってがんばることを誓います。
お店
夜、主任のお店へやってきたミチコ。するとケチャップで「SAGI」という字にバッテンが引かれたオムライスを出されます。
「サギじゃなかったライス」
「ケンカ売ってんすか」
「私は元気の出るオムライスくださいつったんですが」「元気出るだろ」
「殺気は出ますね」
「召し上がれ」
オムライスを食べていると、自分のバカさ加減が思い出されるミチコ。ワンワンと泣き出してしまいます。
そんなミチコを主任が映画を見に引っ張っていきます。ミチコが苦手なホラー映画を見せ、その後行ったゲーセンでも散々イジワルをする主任。
そんな主任に文句を言いながらも、なぜか元気が沸いてくるのを感じます。
「無理しなくても付き合える人がいつか現れますよ」
門真さんの言葉が胸に響きます。
(そういう人はもう現れてるって知ってるんだよ)
(でも)
(私のことなんか眼中にないのも知ってるんだよ)主任の好きな春子のことが頭に浮かぶミチコ。すると、なんと春子が変なサングラスをかけたアフロ頭の男が歩いてきます。
「兄貴?」
(えーーーーーーーーーーー!!)
レストラン
主任のお兄さん達と一緒にレストランへ入るミチコ達。お兄さんの変な格好は変装で、カツラとサングラスを取ると、すごいイケメンが。性格も主任とは違って陽気な感じです。
お兄さんは久しぶりに会った主任に、自分たちの結婚式へ出席してくれるよう頼みます。しかし、それをかたくなに拒否する主任。
「親父も歳取ってかなり丸くなったしさあ」
「会いたいと思うよ?歩に」
「もうどれくらい会ってない?」
「変なリーゼントの頃から?」「お前 今度昔の話したら帰るぞ俺は」
「わかった」
「カッコつけようとして吸えないタバコでむせてたヤンキーの話はしない」「この・・・」
ミチコを相手にする時とは違って、お兄さんにいいようにからかわれる主任。お兄さんは、再び出席をお願いしますが、やはり主任は行きたくないようです。
「まあ親父もだけど」
「俺も歩に嫌われてるし仕方ないね」「別にそんなこと・・・」
「いいよ嘘つかなくて」
「歩が春子ちゃんのことずっと好きだったのは知ってる」その言葉にミチコは唖然となってしまいます。
「ごめんね?」
「歩くんの大好きな人奪っちゃって」イジワルそうにそう言うお兄さんにカチンとなる主任。胸ぐらを掴み殴りかかろうとしますが・・・
「しゅ 主任っ」
見たいテレビがあるからと、ミチコが主任を引っ張って行き、なんとかその場をおさめます。
翌日
昨日のお兄さんの態度に腹が立ってくるミチコ。思わず主任を止めたものの、やはり殴らせとけばよかったかと悶々としてきます。
そこへやってきた最上くんにミチコは夜会ってくれるようお願いします。
「詐欺師ですか!?」
「俺が!?」夜、レストランで詐欺師だと思っていたことを打ち明けるミチコ。唖然とするミチコに、これまでの人生が散々で疑ってしまったことを謝ります。
黙っておけば分からなかったことを、必至に謝るミチコを見て、プッと笑う最上くん。
「じゃあ」
「タイミングが悪かったんですね」
「誰も悪くなかったんですよ」
「柴田さんと俺の出会うタイミングが悪かったんです」ニコッと笑って許してくれる最上くんを見て、ミチコは本当に言ってよかったと感じます。
(主任も)
(言いたいことがあるなら言えばいいんだよ)
(たぶんその方がすっきりするよ)お店
夜、主任を元気づけようと思ったのか、メチャクチャな手つきでまかないを作り始めるミチコ。
この間のことがあってから、何かを考えこみ、いつもに増して陰気な雰囲気の主任に・・・
「いつまでもグズグズしてないで告っちゃったらいいんすよ!」
「結婚式で割り込んで花嫁奪ってハワイへ飛べ!!」「できるわけないだろアホか!!」
「それくらいの気合いで望めつってんです!!」
「勝てる試合だぞ黒沢!!」「は!?」
「だってね!?」
「だって」
「少なくとも私は主任のお兄さんより主任の方が好きです!」言った後にハッと気まずくなるミチコ。あわてて誤魔化し、作ったまかないを出しますが・・・出てきたのはグチャグチャのオムライス。
散々に罵りながらも、それを食べる主任。ミチコは、失礼な言い方で再度主任を励まし、帰っていきます。
「なんなんだアイツは」
そうこぼしながらも、ふっと笑う主任。そして、電話を手に取ります。
「・・・兄貴?」
「うん俺」