少女漫画 暁のヨナ ネタバレ 115話~117話
最新刊から結末までをネタバレ配信!?
映画化も話題となった暁のヨナをネタバレ!
暁のヨナの概要
草凪みずほ先生原作のマンガで花とゆめ になんと八年前から現在も掲載
されている女性の半数はこのタイトルを聞いたことが
あると思われる超ベストセラーな作品です。
アジアンテックでファンタジー要素もあるので
子供から大人まで楽しめると思います。
数年前にはテレビアニメ化されたり
はたまた 舞台になったり今後も
期待できそうですね。
暁のヨナ ネタバレ115話~117話
115話
スウォンは、空、地、風、水の部族長を集めて作戦会議を開いた。斉国では3人の王のうち力を持つホツマとクシビが斉国唯一の王になろうと、競うように砦を造って高華国への侵攻を目論んでいると説明するスウォン。
まずは麻薬の一件で弱った水の部族を制圧して、それぞれ名を知らしめようとしているのだと言う。
それぞれの砦を崩して双方に損害を与えることを視野に入れつつ、まずはリリを救出のために地と風の部族が暴れて兵の注意を引き付けるという作戦を練る。
いくら部族長の娘の救出とは言え、部族長も含めた4部族を集めたスウォン。
国王なのに少人数で敵国へ入ろうとするスウォンに反対したジュド将軍を納得させるために召集したのだったが、
4人の将軍達はリリがスウォンの妃になるからだと思い込んで勝手に盛り上がる。
そして、1人焦って否定するスウォン。
夜になり、外に出たハクは砦の壁の向こう側に人の気配を感じた。
壁の向こう側は高華国。
ハクはその気配に、自分も同じ国の人間だと話しかけた。
が、何の返答もない。
しばらく待って諦めたハクがその場から立ち去ろうとした時、
その気配から返答が。
その声を聞いた瞬間、顔をこわばらせるハク。
壁の向こうにいるのは、スウォンだった。
スウォンはそのまま話を進めた。
夜が明けたら砦を壊して侵入する計画で、砦内にいる奴隷に被害がないよう避難させておいて欲しい と。
スウォンの存在に動揺するハク。
何も答えられず時間だけが過ぎ、スウォンがその場を立ち去ろうとしたその時、
“・・・・・・暁に・・・合図する”
ハクは声を振り絞って言葉を返した。
その声に、ありがとうございます とスウォン。
複雑な想いでその場から立ち去るハク。
そしてスウォンは砦の壁にもたれかかり、空を見上げた。
夜が明けた。
壁を見上げて、向こう側にいるスウォンを感じるハク。
と同時に、反対側でスウォンも壁を見上げていた。
いつでも侵入できると言うグンテ将軍に、壁の向こうからの合図を待てと言うスウォン。
そこへ、キジャが載せた大きな岩を投石機で壁に放ったハク。
岩は見事壁に命中し、すさまじい音を辺りに轟かせた。
何も知らない地と風の部族が唖然とする中、
“派手な合図だなぁ ハク”
スウォンは切ない目をしてつぶやいた。
116話
投石機で放った石は、見事砦に穴を開けた。スウォンに協力した形になったハクは複雑に思うも、すべき事は早くヨナとリリを助け出すことだと言い聞かせる。
開いた穴から風の部族と地の部族が堂々の侵入。
向かってくる斉の兵士を次々に倒していった。
と、砦内から爆発音が。
斉国の攻撃だと思ったムンドクは、音の方へ向かう。
しかし、その爆発を起こしているのは斉国の火薬を始末しようとしていたハクだった。
煙が立ち込める中、火薬を扱う人影を見つけたムンドク。
その人影に向かって煙に飛び込んだところに、ちょうど火薬を放ったハクが。
一瞬顔を見合わせる2人。
そして、爆発。
ムンドクはその衝撃で飛ばされていった。
あまりに一瞬のことで、お互い幻だと認識した2人。
が、負傷したムンドクを見つけたヘンデがムンドクの仇だと煙の人影に向かう。
ちょうど火薬を放ったハク。
一瞬顔を見合わせる2人。
風の部族一すばやいヘンデは火薬を槍で砦の壁へ放り、爆発から免れた。
思いがけない再会に驚きを隠せない2人。
そこへボロボロのムンドクが。
ハク:“誰にやられた?”
ムンドク:“お前じゃ”
一方、砦内の別の場所で戦うキジャとシンア。
水の部族の存在を察したキジャは、その近くにいるだろうテトラにジェハとゼノの情報が入っていないか聞いてみようと提案する。
砦の穴からそっと外側を覗くと、案の定テトラがいた。
テトラに駆け寄るキジャとシンア。
しかしその近くには、
スウォンがいた。
117話
テトラを見つけたキジャとシンアがテトラの方へ駆け寄ると、その場にはスウォンがいた。スウォンをヨナとハクの宿敵だと認識しているキジャとシンア。
キジャの手は一気に肥大化した。
その様子を見ていた水の部族ジュンギ将軍はキジャに弓を向けるも、制止したのはスウォンだった。
スウォンはゆっくりキジャに近づく。
キジャは近づいてくるスウォンに対して様々な想いを巡らすも、
体が動かなかった。
キジャの目の前に立ったスウォンは、いつもの穏やかな雰囲気でキジャに話しかける。
そしてスウォンに何者か尋ねられたキジャは、緋龍王に仕える白龍と青龍であると告げる。
周りにいたスウォンの兵はキジャの言葉をあざけ笑うも、スウォンは驚きの表情を見せた。
そして、キジャの手に触れてみたいと言った。
思いがけない言葉にキジャがが戸惑っているところに、そっとキジャ手を取るスウォン。
龍の爪が本当に存在していることに驚きながら、キジャに緋龍王は誰かと尋ねる。
“そなたもよく知っている御方だ”
キジャはそう答えると、そうですか とだけ残して静かに立ち去ろうとするスウォン。
キジャはスウォンを呼び止め、真の王である緋龍王はそなたではないと言っているのだ と言うが、
スウォンは玉座に座りたいのではないと答える。
高華国を他国から侵されない強国にするのが目的で、王になったのはその為の手段。
四龍の存在は興味深いし否定もしないが必要ともしない、欲しいのは人の力だ と強い眼差しで言い切ってその場を立ち去るスウォン。
一方ヨナとリリは山の中で身を潜めていた。
憔悴しきったリリのために水を探そうと立ち上がったヨナが目にしたのは、斉国の軍隊だった。
そんなヨナに不注意に声をかけたリリ。
兵士の1人がその声に気づいて2人に矢を放ち、ヨナは足首を負傷してしまう。
山の中を逃げるも、負傷したヨナには限界だった。
そんなヨナをおぶるリリ。
しかし、兵は近くまで追ってきていた。
ヨナを巻き込んだ責任を感じたリリはヨナを茂みに隠すと、さよなら と言い残して1人駆け出した。
兵に見つかり捕獲されるリリ。
その光景を目の前にしながらも、足が動かないヨナ。
リリは処刑場へ連れて行かれることになった。